3つの戦略的な振付のコツ

発表会作品やチーム活動のなかで振付をやり続け7,8年。100個くらいの作品は作ってきたのではないでしょうか。

曲やメンバーも違うけど「良い、カッコいい、ウマい振付」を作るコツを経験を元に伝授します。

まず音楽に合わせてダンス振付はするものという前提で話をします。

カッコいい曲を選ぶ

というスキルもとても大事なポイントですがまた違う記事で(カッコいい曲ってなんだろね?また書きます!)。

自分がカッコいいと思う曲を選んだら振付に入ります。

振付は曲のイメージをそのまま、まず動きにしてみた方がいいです!これから紹介するノウハウは後付け理論で修正や改善、美しくまとめる為のものです。

まずは自分が思ったように楽しく踊れる&感情移入できる振付を目指しましょう!

ノウハウ①【布石を置く】パート毎の振付にコンセプト付け

振付って曲の展開毎に区切りを付けたり、多人数で踊るときは人が入れ替わったり。

その分割されたまとまり(=パート)に動きのテーマがあると観る人の印象に残る傾向!

例えば

・三角形に動く動作が頻出した

・膝を入れるステップが多い

というようなイメージが、作ってみた後に気づくということがあります。そんな風に思った時にパートに一貫性を持たせてあげる!

これを

布石を置く

と呼んでいます。

布石とは、碁で対局の初めの段階における石の並べ方。比喩的に将来に備えて行う手配り。「―を打つ

自然発生した振付を布石に変えてしまう。逆算していく、とでも言いましょうか。

一度パートの最後まで作ってみてから、一貫性が見えるような修正を施すと逆算していけると思います。

そのパートで一番見せたい箇所が最大化されるような感じです。

ノウハウ②【十八番を詰め込む】過去のハイライト総集編!

これはある程度振付を経験している人向けですが、

過去に評判の高かった振付を思い切り繋げてみる!

「あ!この振付、あのときのやつだ!」

と観る人に回想させるのが狙いで、ブランディングです。独自性やスタイルを伝えるのに破壊力大!あくまで曲を大事にですが。

過去の振付を再編集することで発見があり、独自性が伸びる可能性もあります。

ノウハウ③【音や理論をガン無視でつくる】Jazzから学ぶ

時に”逸脱”すること、がオモシロイと思わせる振付ノウハウの仮説です。

  1. 音主体でなく、躍り手主体
  2. リズムを複雑にする
  3. 観る側にわかりやすい咀嚼した表現でない、超感覚的なもの

これはTAPダンスやJAZZの音楽性から学んだ事のひとつです。リズムが複雑で理解できないけど視覚としてオモシロイとか、カウントが読めないとか。

Free Jazzでもカウントが崩壊するようなパートだったり、【一体何を考えてこの行動に至ったのか?!】みたいな要素を感じてもらう。

この要素をひとつ振付パートに組み込むと作品の奥行きが出ます。

ルールの枠を逸脱した感情の高ぶり

とも言うことができます。

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注意は、前提としてちゃんと踊れて音にノれる技量があることをちゃんと見せてからでないと説得力が生まれないところです!

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音楽ってある程度ループしたり逸脱しすぎない安定感みたいなものありますよね?メトロノームが安定したピッチをキープするのと同じ。

例えばハウスミュージックの場合一曲が5~7分くらいあります。普通に聴いているだけなら多少飽きたり眠くなったりしませんか?

で、なぜそのマッタリした余白の部分があるか。それは

逸脱する猶予を与えられているからと僕は考えています

上級編ノウハウでした。

今日は三種類のノウハウをお伝えしました。振付をどうしたらいいか分からないというかたはぜひ参考にしてみてください!

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