ハウスダンスの振付に向いている曲の特徴について考える

日常的にハウスダンスの振付を考える機会が多いのですが、振付しやすい曲、やりにくい曲が分かれるなぁと思う理由を考えてみた。

2次元性音楽と3次元性音楽

音楽って何種類かの音要素でできているのをご存知ですか?

例えばHOUSE MUSICなら打込(ドンッ)、ハイハット(ツッ)の「ドンツッドンツッ」を基調として自然音、打弦楽器、シンセサイザーといったものが同時進行で重なっている。

音楽層が二重に聴こえるか、三重に聴こえるかがこの記事のポイント!

二重に聴こえる→2次元性音楽

三重に聴こえる→3次元性音楽

とします。

2次元性音楽の例

2次元性を感じる曲例

どうでしょうか?

・ミニマル音楽の特徴、ツツツツツツツツと16分が刻まれるサウンド

・コンッ,,,、フワー,,,、キラキラッ,,,とした自然的バックサウンド

大きく分けて2層に聴こえるでしょう?

3次元性音楽の例

3次元性を感じる曲例

こちらはどうでしょうか

・バックサウンドのフワ~としたシンセサイザー

・弦様のベースサウンド

・男女混声のボイスサウンド

の三つの層に分かれているのが判ると思います。

聴き比べてどう思う?

いろんな捉え方があって良いと思いますが、私の印象は

2次元のほう

・うるさくなく聴きやすい

・しっとり(落ち着いて)聴こえる

・音が瞬間瞬間捉えやすい

3次元のほう

・一聴すると複雑に聴こえる

・瞬間瞬間にいろんな音の組み合わせがある

ちなみにどちらもDeep Houseで系統は似ている曲ではあります。これと振付のしやすさとの因果関係ってあるのかな?

2次元性のほうが振付には好まれやすい

ある意味「捉えやすさ」がある2次元性音楽。これにはパフォーマンスが際立ちやすい次元だと思います。今までの経験からの感覚知でしかないのですが、振り返ってみるとけっこう当たってる。

瞬間瞬間の音が聴こえやすい。シンプルでグルーヴ感のない動作のほうが映える!

→からだは単一なので音楽が高次元じゃないほうが「振付それ自体の存在感の大きさ」にフィットしやすいのではないか。

→音が見えるほどにフィットすると分かりやすくなり、パフォーマンスが客体に伝わりやすい。

3次元のほうはかなりセンスが問われる。注意深く聴けばカッコいい振付ができる

私としては3次元性音楽のほうが聴いていてもグッと来るし踊りたくなる。でも実際踊ってみたり振付してみると。。

なんか音の次元に負けてる(いわゆる音負け)様な感覚になってしまう。聴いててカッチョいいのに!踊ると、自分が意外に音楽にフィットしない、、、

ダンスを多角的にし、瞬間音要素の組み合わせを捉えるように意識する!

→より立体的なダンスを心がけないと音とフィットしてこない。

→重層的音楽の「”音の鳴り”を的確につかむ、スキマを感じる、収まり具合をある程度持たせる」がキーポイントだと思う。

→音が複数絡み合うと掛け算のようにハーモニックに聴こえてくる。からだの表現であるダンスもまた複雑性を持たせないと、音楽の次元に対してシンプルに見えてしまいがち!

→音のスキマが瞬間瞬間で違う。音の波紋が重なりあってスキマが細かくなったり大きくなったり。グルーヴ感がないとフィットしない!

おわりに

ちょっと難しい表現になってしまいましたが(笑)、出来る限り私の感覚を言葉に表しました。

どちらが良い悪いという議題ではなく、自分が見せたい振付にたいして曲をどう選ぶかと言うことです。

・なんとなく好きな曲

・カッコいいから

・勢いがあるから

という感覚知ももちろん大事ですが、音楽の特性=次元性を意識して選曲してみるのも面白くないでしょうか??

今日の推考を試してみるのも新しいダンスミュージックとの向き合い方かもしれませんね。私もこれから試してみてみたいと思います!

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